化学安全セミナー(過去開催一覧)

第245回 見学会

                 (平成30年7月13日)
産業技術総合研究所臨海副都心センター
 概要説明の後,ライフ・テクノロジー・スタジオにおいて,臨海副都心センターで行っている創薬推進および ITと人間工学に関する代表的なテーマについて解説いただいた。
東京臨海広域防災公園 そなエリア東京
防災体験学習の場として作られた「そなエリア東京」において, 防災体験「東京直下72h TOUR」に参加し直下型地震の後72時間生き延びるためのクイズに挑戦した。

第244回 見学会

                 (平成30年5月25日)
 高圧ガス保安協会 総合研究所
2017に竣工した新しい建物で、概要説明の後、水素用蓄圧器や中・小型容器のための耐圧試験装置、 材料試験、疲労試験機、サイクル試験などを見学した。

第243回 安全反省会

                 (平成30年3月28日)
参加各社から平成29年度の労働災害統計と災害事例、ヒヤリハット、会社としての取り組の紹介があり、 これらに関し討議を行った。
また、黒木氏から製造業における元方事業者による安全衛生管理について説明があった。

第242回 講演会
 現場保安チェックポイント集および検索システムについて

                 (平成30年1月26日)
 事故分析・コミュニケーション研究所   竹内 亮
 産業技術総合研究所 安全科学研究部門  鈴井 真紀
 1)事業概要説明と対象事故事例の紹介
 2)事故分析手法PFAを用いた現場保安チェックポイントの抽出
 3)現場保安チェックポイント集検索システムの紹介

第241回 見学会

                 (平成29年11月22、23日)
 富士石油株式会社 袖ケ浦製油所
概要説明の後、バスで製油所内を巡回して第2流動接触分解装置の上部から 製油所全体を俯瞰し、原油タンク、石油製品製造施設、製品・半製品タンクを見学した。

第240回 見学会

                 (平成29年9月15日)
 成田国際空港株式会社
情報通信センターの緊急対策室での概要説明の後、X線検査室、危険物処理施設、消防施設を見学した。 航空機災害対策のためにいろいろな段階での訓練をされておられることや、 警察、消防、医療機関、成田市などの機関と連携したエマルゴトレーニングもされていることついての説明を受け、 活発にな質疑応答があり有益な見学会であった。

第239回 見学会

                 (平成29年7月12日)
 消防庁 消防大学校 消防研究センター
概要説明の後、材料強度実験室でタンクなどの腐食に関する説明を受けた。 大規模火災実験棟は屋内において建物などの大規模な火災を行う施設で、煤煙は電気集塵機により 処理しているとのことであった。鑑識室で火災原因調査についても紹介された。 最後に物質安全研究棟において、各種の熱分析装置による危険物などの、自然発火、自己分解、反応暴走などに ついての解析について説明を受けた。

第238回 爆発事故事例の学び方と化学プラントの安全管理

                 (平成29年5月24日)
 総合安全工学研究所 事業部長 中村 順
最近の事故事例、事故データベース、事故調査報告書などの見方・読み方を実例をもとに紹介し、 それから他工程の事故、他工場の事故、他社の事故をどのように理解し安全に生かしていくかについて 解説した。  また、硝安の爆発事故を例に、フランス、アメリカ、中国の事故調査報告書を検討し、 政府機関が行う事故調査の共通点などについて技術的な解説をした。

第237回 安全反省会

                 (平成29年3月10日)
参加各社から平成28年度の労働災害統計と災害事例、ヒヤリハット、会社としての取り組の紹介があり、 これらに関し討議を行った。

第236回 見学会

                 (平成29年1月30日)
三井化学株式会社 技術研修センター
技術研修センターの概要説明の後、はさまれ・巻き込まれ・破裂の体験設備の見学と 実際にその設備による安全体験を行った。また、静電気による爆発実験により、 静電気が着火源に成り得ることを実際にみることができた。更に、事故を忘れないための モニュメントの見学を行い、爆発事故の恐ろしさを実感した。

第235回 見学会

                 (平成28年11月25〜26日)
三井化学株式会社大牟田工場
工場の概要説明の後、バスで工場内をめぐり、ウレタン、窒素酸化物浄化剤のAdBlue、タウリン、 メガネレンズ原料の各プラントを見学した。翌日は、世界遺産となった 旧炭鉱の万田抗と三井港および石炭産業科学館をまわり、 旧三井港倶楽部(市登録有形文化財)で食事をして解散した。

第234回 ヒューマンファクターの概念による新しい事故・災害防止法

                 (平成28年9月23日)
 株式会社ヒューファクソリューションズ  佐久間 秀武 先生
 最新の事故防止戦略として、エラーと事故の関係、顕在意識とと潜在意識などを解説され、 事故の防止にはヒューマンファクターが重要であることを事例をあげて紹介された。

第233回 安全諸処

         化学物質リスクアセスメントに有効なVOCリアルタイムモニタ

                 (平成28年7月15日)
旭化成株式会社 黒木 淳一
 黒木氏からは、「安全諸処」と題して、 組織としての安全文化・管理者および監督者としての安全視点・一人ひとりの安全行動について、 製造現場と安全・環境での長年の経験を元に講演された。 聴講者が共感する内容が多く、講演後には活発な意見交換がなされた。

新コスモス電機株式会社 浅香 尚民
 浅香氏からは、作業現場で簡単にVOC濃度が測定できるVOCリアルモニタの紹介があり、 化学物質のリスクアセスメントへの活用についても紹介があった。 また、新コスモス電機ショールームにて各種ガスセンサーの説明をしていただいた。

第232回 見学会

                 (平成28年5月20日)
田町スマエネパーク
官民が力を合わせ取り組んでいるスマートエネルギーネットワークによって、 ガスコージェネレーションを核に、 再生可能・未利用エネルギーを最大限活用し、 安心・安全・快適に過ごせる低炭素で災害に強い街造りの紹介を受けました。

新宿地域冷暖房センター
新宿新都心地区の冷暖房を一手に担うために開設され、 その規模の大きさに加え電源の多元化、 エネルギーセキュリティの信頼性向上と低炭素で高度な防災まちづくりに貢献していることを実感しました。 見学終了後には、熱心な質疑応答により理解を深めることが出来ました。

第231回 反省会

                 (平成28年3月11日)
参加各社から平成27年の労働災害統計と災害事例、ヒヤリハット、会社としての取り組の紹介があり、 これらに関し討議を行った。

第230回 見学会

                 (平成28年1月29日)
鹿島建設 技術研究所
 技術研究所の概要説明に続き、技術研所内の振動台、構造実験棟、 免震建物などの施設を見学し、大規模プロジェクトを安全に成し遂げるための 技術研究の紹介を受けました。
 施設は規模の大きさだけでなく、風洞実験室では人手による 緻密な工夫もなされ、それらに基づく長い技術研究の歴史が 今の防災技術に生かされていることを実感できました。
 また、防災・減災を目的とした液状化対策技術の講演では、 熱心な質疑応答がありました。

第229回 見学会

                 (平成27年11月6〜7日)
タマ化学工業株式会社 徳山工場
 工場設備及び農薬、医薬、その他の有機合成化学品の受託品製造を行っている状況の説明があった。その後工場内の施設見学を行った。特徴としてユーティリティはコンビナート地区の他の工場から供給を受けているとの紹介があった。
株式会社トクヤマ及び山口リキッドハイドロジェン株式会社
 トクヤマの食塩電解による、塩素ガス、水素ガス、苛性ソーダの製造について説明を受けた。 その後液化水素の製造設備を見学した。

第228回 講演会
 企業が誤りやすい化学品法令 毒劇法、化審法

                 (平成27年9月18日)
 宇部興産株式会社 秦野 耕司
 毒劇法については、自社製造・販売と購入・受託販売、自社内中間物、委託製造、譲渡手続、業務上取扱者などについて誤りやすい点や解釈等に係わる想定事例について紹介された。また、遵守事項として、情報提供、表示、廃棄、運搬、事故時の措置などの要点について紹介いただいた。  化審法については、サンプル提供、中間物の製造、委託製造、届出に関する注意点などを紹介いただいた。

 水素インフラの安全性評価

  横浜国立大学大学院 三宅 淳巳
 最初に、背景として国の科学技術戦略について紹介いただいた。次に水素ステーションのモデル仕様に基づき、水素ステーションの想定事故シナリオをHAZOP、FMEA、自然災害なども考慮して抽出し、可能性と影響度からのリスクマトリクスによる評価結果の例と法規などへの反映例を紹介いただいた。

第227回 見学会

                 (平成27年7月21日)
東京ガス 千住事業所
会社概要と東京ガスの安全対策についての説明に続き、燃焼安全について講演いただいた。施設見学とし「造るを創る」燃焼技術の体感施設としてのてアス×ラボの見学を行った。100℃の液体加熱から2,000℃鉄の溶解まで天然ガスを使用した各種バーナーがあり、最先端の装置の実際に燃焼している様子を見学した。

第226回 見学会

                 (平成27年5月20日)
横浜国立大学理工学部 化学・生命系学科安全工学棟
安心・安全の科学研究教育センター、大学の安全衛生管理、安全工学グループと三宅研究室の活動について紹介された。米国化学工学会のCCPSの活動と横浜国大との連携、高エネルギー物質の燃焼機構解析などの研究成果について講演いただいた。熱分析装置で熱分解による発生ガスの質量・赤外同時分析など最新の分析機器を紹介いただいた。

第225回 反省会

                 (平成27年3月19日)
参加各社から平成26年の労働災害統計と災害事例、ヒヤリハット、会社としての取り組の紹介があり、 これらに関し討議を行った。

第224回 見学会

                 (平成27年1月22日)
(一社)日本海事検定協会 新分析センター
約1年前に竣工、移転された新しくきれいな建物でした。センターの概要紹介の後クリーンルーム、食品、有機、無機の順に実験室を見学した。多くの最新の分析機器をそろえられ、各種分析に携わるとともに、試料の粉砕処理や、滴定などの規格分析もこなされている。なかでも異物、異臭、変質、腐食などのトラブル原因調査にも対応されている紹介は大変興味深く 参加者からも多くの質問が寄せられた。その後会場を新杉田に移して意見交換会を行い貴重な情報交換を行うことができました。

第223回 見学会

                 (平成26年11月7日)
宇部興産株式会社 宇部ケミカル工場
 特殊化学工場としての紹介の後、教育センターを見学した。同センターは、人材育成システムに則り基礎教育、年次研修、体験型安全教育などのプログラムがあり、模擬プラントの運搬、流体特性、槽内作業、爆発体感などの体験システムを見学した。コミュニケーションを重視したケミカル工場の安全活動についても紹介された。

第222回 化学プロセス安全に関する海外情報

横浜国立大学 半井 豊明
                 (平成26年9月25日)
   SE179号 平成27(2015)年 6月1日発行に掲載されています

第221回 見学会

                 (平成26年7月24日)
(一社)海上災害防止センター
迫力ある映像に思わず飲み込まれてしまいました
これは、東京湾にある消防演習上での大量の石油を燃焼させて行う 消火訓練の様子を写したPRビデオを見せていただいた時の感想です。その後、 防災訓練所の西内様のご案内で規模の大きな訓練施設、実場面で使用される消防船 「きよたき」や油回収装置などを見学、何もかもが始めての体験でした。 訓練の内容もお聞きしましたが、訓練に参加するには相当の心構えが必要だと 改めて感じさせられました。 当日は若い消防士の訓練も行われており、彼らのきびきびした行動もとても 印象に残った見学会でした。

第220回 危険物の道路輸送とイエローカードについて

宇部興産株式会社 秦野 耕司
                 (平成26年5月21日)
 危険物陸上輸送における現状として漏洩、火災などの事故の発生件数が減らないことや、事故事例に基づく問題点について指摘された。物流安全に関する日化協の取組として事故時の処置について策定された「イエローカード(緊急連絡カード)」の普及啓発がある。イエローカードの対象となる製品、法的根拠、記載事項、運用上の問題点と対策、容器イエローカードなどについて触れ、さらに欧米における事故時の情報提供の取組を紹介された。

第219回 反省会

                 (平成26年3月19日)
参加各社から平成25年の労働災害統計と事故・災害の事例紹介があり、 事故・災害後の対応、再発防止の取り組みなどに関し討論を行った。

第218回 化学産業の安全と保安力評価

産業技術総合研究所 若倉正英
                 (平成26年1月31日)
 化学物質を取り扱う施設や作業では様々な事故が発生する。 事故の多くは火災、爆発や有害物の漏洩であり、被害は火炎や爆発飛散物だけではなく、 急性毒性や環境汚染など様々である。保安力評価はこれらの施設が安全の程度を自主的に評価し、 改善するための仕組みである。 2006年からの5年間経済産業省の事業として評価項目のプロトタイプを作成し、 その後、石油や石油化学の経験者を中心に自己評価の項目と判定基準を作成した。  

第217回 見学会

                 (平成25年12月6、7日)
静岡県静岡市清水区 清水エルエヌジー株式会社 袖師基地
 −162℃のLNGを地下式貯槽で貯蔵し、需要に応じて熱量調整や付臭をして送出する都市ガ ス製造工場を見学した。超低温の液体を扱うがゆえの特別な技術や万一に備えた防災設備など、日頃見ることのできない設備を見学した。

静岡県御前崎市 中部電力株式会社 浜岡原子力原子力館
 東日本大震災の経験を考慮したTP+22mの防波堤建設、万一に備えた防水・止水対策やバックア ップ電源設置など、新規制基準に準じた2重3重の安全対策工事の真っ只中を見学した。敷地内に ある「失敗に学ぶ回廊」は、過去の事故事例を余すところなく展示し後世に伝える研修施設、一見 の価値あり。

第216回 化学産業の安全問題の今昔

有限会社PHAコンサルティング 飯塚 義明
                 (平成25年9月25日)
 「20世紀と21世紀の保安技術の違い」と「化学プロセス保安向上の鍵」とをテーマとして講演された。2010年前後から最近までの爆発・火災事故について、なぜ事故の増加傾向が収まらないのかとして、設備寿命、保全技術の伝承の不十分、現場力の低下などとともに、過去の反応性事例解析について具体的な例を挙げて指摘された。そして最後に体験教育として事故シミュレーション実験で伝えたいことをまとめられた。  

第215回 見学会: 独立行政法人 海上技術安全研究所

                 (平成25年7月23日)
 三鷹市にある海上技術安全研究所は、海事・海洋技術に関する我が国の一大研究拠点で、敷地面積約14万6000平方メートルもあり、雑木林の緑に囲まれて数々の建物が建っている素晴らしい環境にあります。最初に海洋リスク評価系の小田野系長から研究所の概要説明で基礎研究から課題解決型研究と高い研究レベルを保つ話がありました。次に運行・物流系の田村系長から、海難事故の解析技術の高度化としてIT技術を使用した解析方法の紹介などがあり、大変参考になりました。
 施設見学として、深海水槽・高圧タンク、操船リスクシミュレータ、放射線遮蔽実験施設を見せていただきました。水槽では各種の波を起こしての安全性評価実験をする説明がありましたが、☆の形の波を起こすデモビデオは研究の醍醐味を感じました。シミュレータでは、実際の衝突事故と同じ動きを船橋から体験することができ、危険性の実感を得ることができました。放射線に関して、福島原発沖や河川の河口沖でのセンサーを曳航しての連続的な海底の放射線レベル測定の結果を紹介いただき、海技研ならではの業務としてその重要性を認識しました。
 見学後意見交換会も行い、海に関する問題解決のために日夜研究されていることを知ることができ、参加者一同にとって有意義な見学会となりました。  

第214回 見学会および我が社の安全活動

タマ化学工業株式会社 角倉 篤
                 (平成25年5月29日)
 新コスモス電機株式会社東日本支社において見学会および会議を行わせていただいた。JR浜松町駅の近くの便利なところであった。金井東日本支社長の挨拶のあと、会社紹介および新コスモス電機ショールームの説明・案内をいただいた。ショールームは本年2月に開所したもので、各種ガスセンサーの説明と、製品やガス爆発危険性のデモンストレーションがあり、興味深いものであった。社内研修や顧客とのコミュニケーションに活用されているとのことであった。
 我が社の安全活動では、「徳山工場の保安管理と安全活動について」と題して講演いただいた。農薬、医薬、その他の少量多品種製造の化学会社としての立場から、「安全は、工場の全ての基本である」との経営の基本方針、具体的活動、安全・衛生規定、災害の発生原因、労働安全衛生と保安防災などについて説明された。過去の労災事例活用、KY活動の推進などで教育を繰り返すなどの再発防止から未然防止への対応を目指す安全管理をいわれていた。今後の課題として、安全風土と自律性の定着、設備の保全と更新、BCPを挙げておられた。参加者から安全にどのように生かしていくかで活発な質疑応答があった。

第213回 安全反省会

                 (平成25年3月27日)
 参加各社から平成24年の労働災害統計と事故・災害の事例紹介があった。事例としては、挟まれ巻き込まれ、落下、交通事故など製造以外の事故・災害が主であることが報告された。また海外支社での事故も報告された。事故・災害後の対応、再発防止の取り組みに関し、議論を行った。昨年大きな事故を経験した社から抜本的安全への取り組みが紹介され、事故原因の検証が多面的に詳細に検討されたことが前提であることや、これらの取り組みをインターネットで広く公開した点も評価されることであるとの意見も出た。参加各社とも今後の事故・災害の防止に新たな視点を得た反省会となった。

第212回 我が社の安全活動

味の素株式会社  土屋 仁志
旭化成ケミカルズ株式会社 黒木 淳一
                 (平成25年1月25日)
 土屋氏からは、「防災安全推進体制の概要と粉じん爆発安全対策への取り組み」と題して、防災安全活動の実行と推進体制について紹介された。つぎに味の素グループにおける粉じん爆発対策に関する取り組みについて紹介があった。社内ガイドラインを作成し、粉じん爆発特性による一次評価に応じた、粉じん爆発防止対策と粉じん爆発被害軽減対策について紹介された。
 黒木氏からは、「私の思う安全活動」と題して、過去に報告された資料を基に、組織としての「安全文化」、管理者、監督者としての「安全視点」、一人ひとりの「安全活動」について含蓄のある話をされた。

第211回 旭化成ケミカルズ水島工場見学

                 (平成24年11月9、10日)
企業内学校AOA(Asahi Operation Academy)施設を見学した。ここでは設備に強いオペレーターの育成を目指して、基礎技術の教育・訓練を実施している。体験型の研修としてバルブなどの現物見本、カットモデルを用意して理解を助けるとともに、ミニプラントで機械,計装・電気、安全、設備管理などについてコースを設け、訓練を行っている。また、シミュレーターによるプラントの運転技能訓練も行って変化に強いオペレーターの育成を行っている。
 その他に「まもるの館」として、マナー、モラル、ルール等について、社内で作業する人のためのトレーニング施設を見学した。足場パイプ、手すりなど安全を守るためのまもるべきことを具体的に見えるようにされていた。

第210回 福島第一原発事故とその後の動向

独立行政法人産業技術総合研究所 佐藤嘉彦
                 (平成24年9月26日)
 東日本大震災による福島第一原子力発電所事故については、4つの事故調による事故報告書が出揃たのを機に、事故の事実関係と教訓の整理をかねて、事故の概要とその後の動向について解説された。特に、事故の発生・拡大原因について人、機械、情報伝達、組織管理等の各要因について具体的に問題点を指摘した。

第209回 防災科学技術研究所(つくば市) 見学会 

                 (平成24年8月3日)
 防災科学技術研究所は、災害から人命を守り、災害に強い社会を目指して様々な自然災害について研究を行っています。正面の研究交流棟に入りますと、まず目に付くのが床一面に張られた日本全体の地形図で、詳細な地図に約1,000ヶ所に設置された地震観測網の位置、今までに土砂災害のあった範囲などが記されており、自分に関係する地域を真剣に見ました。研究所の紹介ビデオの後大型耐震実験施設を見学しました。15m平方の大型テーブルを利用して、大規模な耐震実験を行うことができるとのことで、実験ビデオをみても規模の大きさに驚かされました。
 次に、大型降雨実験施設を見学しました。最大200mm/時間の雨を降らせることにより、山崩れ、土石流、洪水災害の解明など規模の大きな実験がされるとのことでした。東日本大震災や最近の土砂災害の状況から、参加者一同改めて防災への意識を高めたものでした。

第208回 我が社の安全活動

新コスモス電機株式会社  山下栄二
日油技研工業株式会社   渡邊將史
                 (平成24年5月18日)
 山下氏からは、「我が社のリスク管理とBCMの取り組み」と題して、「コスモスはセンサテクノロジーで、安全・安心・快適な環境創りに貢献する」を使命として行っている事業について解説があった。そして、同社のリスクマネジメントの取組方を説明し、その一つの分野としてBCP、BCMの大震災以降の見直しも含めての取り組み事例を紹介された。
 渡邊氏からは、「我が社の安全活動」と題して、まず海洋から宇宙までの事業内容の紹介とその中での安全に対する経営理念、重点実施項目の紹介があった。BCPについても初期対応、対策本部組織などについて紹介された。

第207回 安全反省会

                 (平成24年3月22日)
 参加各社から2011年の労働災害統計と事故・災害の事例紹介があった。事例としては@挟まれ巻き込まれ、A転倒、B落下、C激突、D高温物との接触、E有害物の漏えい・火災、Fその他に分類され、行動災害が増加していることが話題となり、発生原因、災害後の対応、再発防止対策及び災害防止の取り組みに関し、議論を行った。また、海外主要化学会社の労災度数率について、近年は低くない状況にあることが報告された。コンビナート等での最近の事故事例や安全対策の紹介もあり、参加各社とも今後の事故・災害の防止に新たな視点を得た反省会となった。

第206回 我が社の安全活動

中国化薬株式会社  小倉 將隆
富士石油株式会社  星野 隆
                 (平成24年1月20日)
 「火薬類の保安管理」と題して、事故は想定していない状況で発生することを前提に、ライン、スタッフ、専任者による多面での安全管理を行っているとともに、感度の高い火薬類を取り扱っているので、特に被害の局限化と人的被害の防止に重点が置かれていることを、実例を示しながら紹介された。 (小倉)
 「我が社の安全活動」と題して、過去の事故を風化させないために、事例を一箇所に集めて展示するなど、負の歴史を正の安全文化に展開する取組の紹介のほか、安全作業指導員制度や様々な点検活動、組織の見直し等により、安全成績が向上しているとの報告があった。 (星野)

第205回 日油技研工業株式会社 川越工場 見学会

            (平成23年11月2日〜3日)
 日油技研工業株式会社は、1938年設立の帝国火工品製造株式会社に端を発している。当初は、工業雷管等の製造工場で、その後ロケット用のコンポジット推進薬も製造していた。都市化の波に押され、主要製品を日油株式会社の関連工場へ移したが、現在は、"海洋から宇宙まで"幅広い分野で製品を提供している。
 工場見学では、2010年小惑星イトカワの物質を地球に届けて話題になった探査機"はやぶさ"に搭載された火工品の紹介、テルミット反応を利用した簡易な溶接材"テイカウエルド"、初めての火薬類取締法適用除外製品で送電鉄塔などへ落雷があったことを表示する"閃絡表示器"、温度変化を色で確認できる"サーモラベル"などの製品紹介と実演があった。"サーモラベル"は工場の電気や蒸気設備など発熱する箇所での安全確保に活用されている。さらに、同社の敷地内にある、危険物評価試験を実施している当所実験室を見学した。
 その後、渡邊工場長の"小惑星探査機はやぶさに搭載された火工品"及び当所の中村部長による事故の未然防止、再発防止対策に役立つ、福島第一原子力発電所事故を例にした"事故原因調査事例の活用"と題した講演が行われた。いずれもタイムリーな話で、参加者の興味を引くものであった。

第204回 2011年東北地方太平洋沖地震による危険物施設の被害について

消防研究センター 火災災害調査部長  座間 信作
                 (平成23年9月29日)
 3月11日の本震と余震の規模や津波、地殻変動の大きさの説明に続き、石油タンクのような構造物の損傷には最大加速度ではなく有効加速度が効くことから応答スペクトルに注目する必要があることを説明された。今後予想される巨大地震に向けての石油タンクへの更なる対策でご講演を締めくくられた。

第203回 我が社安全活動

宇部興産株式会社  秦野 耕司
株式会社ケミクレア小名浜工場  鷺 康雄
                 (平成23年7月27日)
 「当社の化学物質管理」と題して、「化学品安全活動」、「SDS作成支援」、「Japanチャレンジ」、「物流安全/物流品質」、「品質・製品安全監査」、「品質ロスコスト管理」に関して講演された。 (秦野)
 「我が社の安全活動」と題し、同社がEHS活動の更なる充実を目指して取り組んでいるLCB式組織の健康診断について講演された。 L(Learning:学習態度)、C(Capacity:管理能力・包容力)、B(Behavior:実践度) (鷺)

第202回 「見学会」
        JAL安全啓発センター
                  

(平成23年5月18日)

JAL安全啓発センターは2006年04月19日に開設され、JALグループ社員の安全教育及び安全意識の確立を目的として、社員教育に活用するとともに、一般の方へも公開し、広く社会の航空安全に役立てていことを目的とされています。
 東京モノレール整備場駅の近くにあり、展示ルームには、日本航空や世界の主な事故パネル、航空機事故年表の展示とともに、1985年8月12日に起きた、JAL123便(JA8119号機)の御巣鷹山日航機墜落事故に関わる事故機の残存機体(後部圧力隔壁、垂直尾翼、後部胴体の一部、座席)、飛行記録装置、コックピット音声記録装置などが展示されていました。専属のガイドさんが、各展示コーナーを丁寧に案内していただきましたが、中でも事故の直接の原因とされる後部圧力隔壁の展示品は無残にもボロボロに破れ、その結果、機内の圧力が操縦にとって重要な役割を果たしている垂直尾翼や4系統ある油圧システムを破壊したと容易に想像できましたが、その辺に質問も集中しました。
 また見学者に最も感銘を与えたのは、犠牲者の方が残された遺書やメモ(現物または写真)、あるいは持ち主不明の遺品の中から、「衝撃の大きさを物語る」ありえないように変形した腕時計、眼鏡フレーム、鍵、ボールペン、電卓、カメラのレンズなどでした。見学者全員が事故の悲惨さと被害者やそのご家族の無念の想い、そして何よりも「安全」を守る尊さをそれぞれ感じたと思います。

なお、見学後の情報交換会では、3月に起こった東日本大震災が話題の中心となり、各社で取り組んでいる活動などが交流されました。

第201回 「私の思う安全活動」
        旭化成ケミカルズ株式会社 環境安全部
                  副部長 黒木淳一

3つの単元「安全文化」(アマとプロの違い、日本文化は“〜さま”の文化等)、「安全視点」(RCとISOの関係、変更管理等)、「安全活動」(安全行動=安全基本行動+KY、省エネ行動とリスク等)について、講演された。特に、[“ほんれんそう”は“はたけ”で育つ](組織の“報告・連絡・相談”の活性化の為には、上司の“反応・対応・謙虚”が必要)は、印象に残るフレーズでした。

   「都市ガスの保安対策」
        静岡ガス株式会社 環境安全推進室
                  室長 藤村利也

都市ガス保安対策の歩みを歴史的に概説した。安全安心なライフラインとして社会の信頼を得るには保安の確保が大前提であり、ガス爆発やガス中毒などの事故防止に業界を挙げて取り組んできた。設備の改善や安全装置の開発普及、緊急対応体制の整備などを進めた結果、1970年代に年間100名程であったガス事故死亡者数が昨年は1名までに減少した。今後はお客さま資産である敷地内配管の取替と、ガス器具の安全使用周知が課題である。

第200回 「見学会」
        訪問先    新コスモス電機梶@本社工場

(平成22年11月4ー5日)
新コスモス電機鰍ヘ設立以来、独自のガスセンサ技術を活かした家庭用ガス警報器,工業用定置式ガス検知警報器,携帯用ガス検知器などの商品を開発、製造、販売をしている会社です。

 今回、大阪市内にある本社工場を見学させて頂きました。微小ガスセンサを、自社で開発した作業ロボットを使用し大量生産を行っており、顕微鏡で拡大しないと殆ど見えないマイクロサイズのガスセンサもすでに実用化しているが、完成品のチェックは人間の眼で実施している。

第199回 「最近のヒューマンファクター事情」

日本ヒューマンファクター研究所   前田 荘六
(平成22年9月22日)
“ヒューマンファクター”は二十世紀に入ってから、特に航空では、1970年辺りから実践的学問としての研究が本格化しだした。その結果、ヒューマンエラーはだれにでも起こるもので、責任追及は事故の防止と予防には害にこそなれ益にはならないことが、安全文化として定着するに至っている。しかし、刑法の世界では責任追及と処罰が司法の真実として据えられているので、真の事故原因の究明と安全施策の立案と実施に妨げとなっている。

第198回 「我が社の安全活動」


  (平成22年7月30日)
今回は、第一部「我が社(私)の安全衛生活動」及び「建設完了時に製造に引き継ぐべき完成図書」と題してセミナーが開催された。 第一部では、安全衛生とCSRから始まり、「安全衛生管理体系」「安全衛生管理計画の立案から作成」「災害・事故発生原因とハインリッヒの原則」及び「職場を取巻く環境とOHSMS」等、幅広い視点から講演された。 各社とも業容に応じた安全衛生管理体制は構築されているが、他社の活動事例は、今後の安全衛生活動の「質の向上」及び安全衛生管理体制の整備に向けて役に立つ内容であった。

第197回 「見学会」

訪問先:JAXA 筑波宇宙センター
     (独)産業技術総合研究所 サイエンス・スクエアつくば
  (平成22年5月28日)
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第196回 「安全反省会」


  (平成22年3月4日)
参加11社よる事故・災害事例の紹介。事例は、1)バルブ操作ミス2)挟まれ巻き込まれ3)化学物質の接触・漏洩4)設備の腐食5)墜落6)その他に層別され、事故原因・再発防止対策や安全配慮義務等の方面から活発な意見交換が行われた。有効な再発防止対策実施に向けては、欠陥による問題の発生と人的要因・設備的要因・作業的要因・管理的要因と「不安全行動」「不安全状態」に至る災害発生の仕組みを理解することの重要性を再認識した。

第195回 「リスクアセスメントに基づく機械の合理的な安全設計」

独立行政法人 労働安全衛生総合研究所 上席研究員
               池田 博康
(平成22年1月29日)
メーカー側における機械設備の安全化に関して、国内機械安全規格の体系からリスクアセスメント概念・基本的な手法、本質的安全設計、安全防護・防護方策等、幅広い視点からの講演であった。OHSMSの普及・導入により、ユーザー側でのリスクアセスメントを実施している事業場においても、導入する、あるいは設計する機械設備に対するリスクアセスメントの質を向上させるには、機械設備がどのように使用されるかを想定する等、多くの情報をDQ(要求仕様書)に反映させ、設計・製造段階にてリスクを評価し、適切なレベルまでリスクを低減したうえで残存リスク情報の提供を受け、安全対策を推進することが大切である。

第194回 「爆発事故に学ぶリスク管理」

横浜国立大学大学院教授      三宅 淳巳
(平成21年12月18日)
現在5,000万種類あるといわれる化学物質の中で流通している化学物質の現状と化学物質が保有するリスクに関して、爆発火災の事故事例や最近の化学産業災害の特徴を交え、事故原因に基づく再発防止対策から本質安全化とリスク管理のあり方について紹介があった。「人」「設備・機械・材料」「作業」「管理」が変わることにより、職場は常に変化し、新しい危険の芽が発生する。時代の要求に応える新たな安全管理手法の必要性を感じさせられた。

第193回 富士石油椛ウヶ浦製油所見学会

(平成21年10月2〜3日)
袖ケ浦製油所は1968年コンビナート製油所として操業を開始、現在は首都圏に石油製品を供給する大型製油所としての役割を担うとともに、日本のエネルギー産業の一翼を担う。操業以来、「安全の確保・環境の保全」を最重要事項として掲げ、従業員の安全に対する感性を養い育てる取り組み、および環境配慮へさまざまな施策を講じ、「災害ゼロ」を目指した活動を継続している。製造部門、設備管理部門、安全環境管理部門が連携・推進するTPM活動を中心とした取り組みが、同製油所の安全活動の1つの特徴である。
広大な製油所内をバス移動し、原油タンク地区、プラント地区、統合計器室、大容量泡放射システムなどの各施設を見学した。その後、安全環境部から「製油所の安全対策」(御法川部長)「事故を風化させない取り組み」(星野次長)と題して取り組みの実際が紹介されたが、「社内事故に学び、負の歴史を正の安全文化へ展開する」「安全文化は人への施策であり、安全を担当するわれわれの永遠の使命である」といったメッセージは参加者の記憶に深く刻まれたのではないだろうか。

第192回 「化学物質の安全性情報の収集と発信」

(平成21年7月31日)

第191回 「東京大学環境安全研究センター見学会」

(平成21年5月28日)

第190回 「安全反省会」

(平成21年3月6日)

第189回 「中国の化学工場における安全管理
         −南京市近郊の工場での現場経験から−」

元ケミクレア中国室部長(凱美科瑞亜(江蘇)化工有限公司副総経理)       齋藤興司先生
(平成21年1月23日)

第188回 「失敗体験を活用した組織の健康診断」

NPO失敗学会会員 お茶の水女子大学非常勤講師 中田邦臣先生
(平成20年11月21日)

第187回 「宇部興産株式会社工場見学会」

(平成20年10月3日〜4日)

第186回 「消防大学校 消防研究センター見学会」

(平成20年8月1日)

第185回 「事故事例データベースの構築と活用方法」

産業技術総合研究所 和田有司先生 
              阿部祥子先生
(平成20年5月22日)

第184回 「安全反省会」

(平成20年3月14日)

第183回 「化学工場のリスクコミュニケーション」

東京大学環境安全本部 副本部長 特任教授 小山富士雄先生

第182回 「化学安全セミナー見学会」

株式会社ケミクレア小名浜工場/株式会社クレハいわき事業所技能研修センター
(平成19年11月16日〜11月17日)

第181回 「不安定物質の反応危険性」

(独)労働安全衛生総合研究所 熊崎 美枝子 先生
(平成19年9月28日)

第180回 「総合安全環境管理におけるリスクマネジメントについて」

千葉科学大学 准教授 関谷 正明 先生
(平成19年7月27日)

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